参加者日記(油井英孝)

 前日の夜、Final Forumの準備が忙しく、寝不足であったが、朝のハーバード大学教授とのお茶会では、教授の話の面白さで目が覚める思いをした。様々な分野の研究をしている教授の中から、お茶したい人を選ぶのだが、私は、日本の伝統文学を研究している教授を選び、西洋から見た日本の伝統文学について話を聞き、「源氏物語」の愛などの表現の仕方など、知的好奇心を刺激する話を多く聞けた。その後では、レセプションが開かれ、話の聞けなかった教授のところにも、話を聞くことが出来た。
 昼からは、Government Tripで、アメリカの政治に関わる機関を訪れて、アメリカと日本の政府に関するオペレーションの違いを学んだ。やはり、アメリカでは連邦制・選挙などの日本と違う点が多く見られるので、それに関連する機構の違いも多く見られることが実感された。
 そして、夕方からは明日に迫ったFinal Forumの準備で、皆、深夜3時頃まで準備を行なっていた。