CSRについて、少し真面目な事
CSR分科会コーディネーターのいせきです!
ここで、我が分科会メンバーからの面白いイベントの告知です、下記ご参照あれ。
昨今ではCSRも世の中では流行してます。貧困解決,教育、法令遵守、労働者への配慮、環境への配慮、情報公開などなど、様々な企業活動分野での再検討が行われています。
余談ですが,今年の日米学生会議もCSRを社会に対して行って行くのがテーマであろうと考えます。「60回を通じての再考」まさしくJASCのCSR活動でもあるのでしょう。
住友化学もhttp://www.sumitomo-chem.co.jp/csr/africa/index.htmlのような活動を行っています。
また、あの世界経済フォーラムを創設したKlaus Schwabは、企業自身もグローバル社会の中での“利害関係者”とならなければいけないと論じている。
少し、真面目にかいてしまいましたが、今年の「企業の社会的責任(CSR)と市民〜社会発展のための新たな視点〜」分科会はアツい!!ということを申しあげたかっただけです!
第6回「平和構築とビジネス」研究会のご案内
東京大学産学連携本部では、東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム及び平和構築研究会との共催により、「平和構築とビジネス」研究会を開催しております。
紛争の予防・解決から紛争後の緊急復興及び中長期開発に至る様々な段階で企業が果たす役割は多く、近年、紛争国・地域の平和構築への企業の関わりについて欧米を中心に関心が高まってきています。本研究会では、「実践」、「連携」、「規範」の3つをキーワードに、平和構築と企業・ビジネスとの関係について研究をしております。
今回は、企業の本業を生かした国際貢献における国連機関・NGOとの協働をテーマとして第6回研究会を開催することとなりました。今回の研究会は、企業が本業における国際貢献を行う「実践」を扱うものであるとともに、企業と国連・NGO間の「連携」、さらに、このような「連携」を「実践」していくうえでの企業の方針や国連機関のガイドラインといった「規範」にも関わるものです。皆様のご参加により、本研究会がより実り多いものとなると信じております。是非、奮ってご参加頂きたく、ご案内申し上げます。
記
1.日時 2008年6月9日(月) 18時〜20時
2.場所 東京大学産学連携本部2階会議室。場所は ↓ です。
http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/faq/index.html
3.共催 東京大学産学連携本部、東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム、平和構築研究会
4.議題
4.1 講演(1時間〜1時間半程度):
講演1 :「企業倫理とCSR〜チャリティからCRM*まで」
CSRコンサルタント 小林 由紀男 氏
>講演概要 :小林氏は、民間企業勤務や東ティモールでのJICA専門家派遣等を経て、2005年4月から2007年9月まで(財)日本ユニセフ協会 個人・企業事業部長として、企業、団体等とのコミュニケー
> > ション及びファンドレイジンングを統括し、法人営業に関しては、CSRに関わる企業開拓を積極に行い、P&G、Volvic、ING生命、SONY等との新規全国キャンペーン推進に取り組まれました。現在は、地元静岡県のTMO事業を中心に、企業とコミュニティの関係構築に関わる活動を続けています。今回は、このような経験を踏まえ、企業の慈善事業、CSR、非営利団体の関係について問題提起を行っていただきます。
コンサルタント/東京大学大学院総合文化研究科研究生(「人間の安全保障」プログラム)
ディラン・スカダー氏 (Mr Dylan Scudder)
講演概要 :スカダー氏は、米国出身で、平和学の父と呼ばれるガルトゥング博士に師事し、オーストリア、スペインにて紛争研究を修学されました。その後、国連のコンサルタントとしてコンフリクト・マネジメント・ツール策定に従事したり、UNICEFに対するCSRに係るコンサルティングやゲーツ財団とWHOとの提携促進等にかかわったりする等、企業と国際機関との連携に関わる多くの実務に従事されてきました。今回はこのような経験を踏まえ、紛争地域における企業の事業判断の実例に関する考察や、今後期待される企業の行動規範のあり方等についてお話をしていただきます。
企業とNGO等が連携し、製品・サービス等の提供を通じて社会貢献活動を行い、これにより、企業、NGO、消費者等の関係者がそれぞれ利益を享受するマーケティングの仕組みのこと。
4.2 ディスカッション(30分〜1時間程度)
5.参加料 無料
6.参加申込
東京大学産学連携本部 堀 kyogikai@ducr.u-tokyo.ac.jp 宛て、6月5日(木)までにお申し込みください。先着40名様とさせて頂きます。