参加者日記(松本秀也)

 モンタナを去る日。この日は朝の出発であったが、寝ずに語るもの、最後のサイトへの移動に向けて荷造りをするもの、それぞれモンタナ最後の夜を過ごした。と同時に、3サイトを終え、疲れも見えていた。しかしながらJASCがあと1週間で終わってしまうことを思い、皆ラウンジで、部屋で、それぞれ時を過ごした。そういった意味でモンタナサイトは、私達にとって特別だった。日本の学生にとってはもちろん、ほとんどのアメリカ側参加者にとっても真新しい環境であったモンタナは、私のアメリカに対するイメージにも大きく影響を与えたし、アメリカ側参加者も口を揃えて「良い経験になった」と語っていた。フォーラムなどでは環境というグローバルな問題を、国を越えて取り組むことの意義や難しさを知ることが出来た。アメリカでの3週間を思い1夜を過ごした我々は、眠りに着きながらバスに揺られ、最後の目的地ボストンへと向かっていった。