分科会:環境とコミュニケーション〜自然と共生するために〜

 皆さん、はじめまして。第60回日米学生会議実行委員の竹内菜緒です。
実行委員紹介、ということで私の自己紹介を兼ねて、第60回日米学生会議への意気込み、担当サイト・分科会を皆さんとシェアしたいと思います。

自己紹介

 現在、国際基督教大学教養学部国際関係学科国際コミュニケーション専攻の3年生で、大学でコミュニケーション、メディアスタディーズの勉強をしています。
趣味は料理とカフェに行くこと、そして華道です。その中で、今最も夢中になっているのが華道です。華道(草月流)は、アメリカで過ごした高校時代に自分の日本文化の知識の薄さを痛感したせいもあり、また花が好きだったことから大学入学後に華道部に所属し、華道の素晴らしさを日々楽しんでいます。今はまだ4級を漸く取得、3級課程を先生から習っている程度ですが、将来華道の師範まで取得できたらと考えています。人に何かを「教える」ことはとても難しいことですが、いつの日か外国の方を中心に日本の美しい文化である華道を教えることができればと思っています。

日米学生会議との出会い

 私が日米学生会議に参加したきっかけは、大学の掲示板にあったポスターを見て。本当にそのポスターのおかげで私の大学生活が変わった気がします。そして現在、広報担当としてポスター・チラシの作成等にとりかかっていて、60回の参加者(これを読んでいるあなたかも?)に会えることを本当に楽しみにしながら広報作業をおこなっています。
2007年の夏、日本開催であった日米学生会議に参加して、70人の素敵な仲間たちと出会い、共に東京・秋田・広島・京都を廻りました。本当にFantasticな、間違いなく今までで一番「濃い」一か月でした。素直に来年も参加したいと思ったから、第59回日米学生会議で出会った参加者一人一人に感謝したかったから、自分をもっと成長させたかったから、そしてJASCが大好きだから。そのような理由で、第60回の実行委員に立候補しました。
 現在、第60回日米学生会議を素敵なもの、参加者全員に大満足してもらえるものにするよう実行委員一同、一生懸命準備をしています。皆さんのご応募を心よりお待ちしております。

担当サイト


ポートランド

アメリカ開催の年である第60回日米学生会議では、ポートランド・LA・モンタナ・ボストンと4都市を巡りながら開催されます。私はポートランドでのサイトコーディネートを担当させてもらっています。第60回会議で一番最初に訪れるポートランドでは、アイスブレーキング、合同オリエンテーションのほか、ポートランドの自然を堪能するべくアウトドアに挑戦したり、日系人の歴史を勉強するためのフィールドトリップ(予定)などを企画しています。
ポートランドサイトに関するアップデートも、今後このブログでできたらと思っています。


コーディネーター 高野恭平 竹内菜緒 Samantha Scully Bethany Marsh

担当分科会


【環境とコミュニケーション 〜自然と共生するために〜】
Communicating Environmental Ethics: Media Mindset and Ecological Inspiration

地球サミットや国連、 NGOでの議論に代表されるように、環境問題に関する議論は絶えない。環境に対する意識は高まっているにも拘らず、気候変動問題、排出権取引、生態系破壊などの問題が一向に解決されないのはなぜか。個人を取り巻く情報や媒体が人間の倫理観や行動を大きく左右しているからではなかろうか。例えば、アルゴア氏の映画「不都合な真実」がいかに人々を触発したかを考えたとき、環境問題に対する取り組みを成功させるためには、まず個人の考え方や姿勢を見つめ直す必要があることに気づくだろう。当分科会では、主体的に行動する個人と、その個人に影響を与えるメディアとの関わりや他者とのコミュニケーションを視野に入れ、自然との共生を可能にする道を探りたい。

コーディネーター 竹内 菜緒 Joshua Schlachet